最近はキャンプをしたくてたまらないです。
最近よく夢で中学生の時にキャンプしたことを思い出します。
当時僕はまだ、異性というか、恋愛なんて程遠いものだと思っていたが、
いかにもサル顔のおチビの同級生が今日は好きな女の子に告白をするという宣言をしたのが衝撃であった。
夕暮れが近づいてくるうちに知らない同級生達の顔が見えてきた。
僕はずっと飯盒を眺めていた。
その時なぜが、鼻の奥の方で血の味がした。
中学生の頃は女の子の方が大人っぽくみえて僕はずっと少年のままでいいやと思いながら飯盒に重しを乗せたりしていた。
その時ご飯がうまく炊けたかどうかは覚えていない。
覚えているのは、その同級生がクラスのアイドルと付き合いだしたことだった。
そのクラスのアイドルは、その後ヤンキーの同級生と付き合うようになり、そのヤンキーは僕とバンドをやりたいと言ってくれたけれど、断った。
だけれども、また違うヤンキーとバンドを組んで、ハイスタやブラフマン、ブランキー、グレイ、19等のコピーバンドをしたことを思い出した。
当時僕は髪をバリバリにするのがかっこいいと思っていた。
多分グレイのヒサシの影響なんだろう。
朝5時ごろ起きて髪をバリバリにして、市民体育館の倉庫でYAMAHAのアンプにタルボを繋げてブルハーツの練習をしていた。
午後になると、ハードジェルでバリバリにしていた髪から粉が吹き始めていた。
なぜがうちのオカンは僕の髪型を褒めていた。
親バカだなあ。
その頃から、僕はなんだか周りの人達よりも音楽が、好きなんだ。音楽もやりたいけど、親の事は裏切りたくないと思っていた。
そんなある日僕は何も変わらない日常に嫌気がさしたのか、ノリの軽い同級生達と天竜川に向かった。
パンツ一丁になってみんなで川にプカプカ浮かんだ。
その時の風景やニオイは今でも覚えている。
その日初めて夜中帰宅した僕は親父に胸ぐらをつかまれた。
今まで何やってたんだ。という問いに僕は嘘をついた。近所の公園で遊んでいたことにしたのだ。
親父は仕事終わってうちに帰ってきたが、僕が帰っていないことに気づき近所の公園とかいろんな場所を探し周ったらしい。
その時僕は初めてタバコを、吸った。
とっても、苦くてまずかった。
たまには実家に帰って自然と戯れて自然とはなんたるかを教わりたいものだ。
事実、自分が30代である事が疑問である。
おじさんでもある。体の衰えが始まってはいるが。
兄貴が見て来た世界と僕の見て来た世界は全くもってちがうんじゃないか。
兄貴はバリバリ営業マン。
自称モテ男らしい。
スカルをあしらったキャップとか被ります。
僕は恥ずかしいです。
青春ってのはなかなか終わらないらしい。
それはいいことじゃないか。
多分僕は今まで生きている中で仕事を1番に頑張っている。
なんてつまらないやつになってしまったんだ。
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